ご利用いただける方

病院に一人で通院することが難しい方

ご自宅での療養をご希望される方

寝たきりの方、またはそれに準ずる方

がんなどの治療をご自宅で行っている方

退院後、ご自宅で療養しようと考えておられる方

ご自宅で、点滴、高カロリー輸液、胃瘻、在宅酸素やカテーテルなどの管理が必要な方

ご自宅で緩和ケアをご希望の方 など、

様々な方にご利用していただくことができます。施設でのご利用も可能です。

まずはお電話でご相談ください。

ご利用の流れ

1 まずはお電話ください TEL: 096-381-1100

お電話でご相談の内容をお教えください。病状やご希望などお伺い致します。日程を調整し、ここでお話しした内容をもとに面談を行います(面談は必須ではありません)。入院中または通院中の患者さんは、面談時に主治医の先生の紹介状が必要になります。

医療機関やケアマネージャーの方へ:担当されている患者さんが訪問診療を受けられるかどうかは、クリニックまでお電話でお問い合わせいただくか、ここに添付しております訪問診療問い合わせシートPDFをご記載の上、FAXでご連絡頂きましても、すぐに相談員から折り返しお返事致します。

2 クリニックにお越し頂き、面談を行います(30~40分程度)

面談の際は、患者さん本人にお越しいただく必要はありません。主治医の先生の紹介状や検査結果、患者さんの保険証などが必要です。現在の状況を教えていただき、患者さんのご希望をお伺いします。(面談は必須ではありません。状況に応じて柔軟に対応致します。入院中の患者さんは退院前カンファレンスを行うことがあります)

3 初回訪問

ご自宅を訪問し、初回の訪問診療を行います。患者さんやご家族と一緒に、今後の訪問日程などを話し合って決定します。24時間対応可能な連絡先をお伝えします。訪問診療の頻度は、月2回以上で体調に応じて予定します。その後も体調の変化があれば随時変更いたします。

診療時間

診療時間 平日:9:00 ~ 18:00

電話受付時間 平日:9:00 ~ 18:00

休診:土・日・祝日

訪問診療を定期的に受けておられる患者さんには、24時間連絡可能な連絡先をお伝えしています。

診療できる地域

クリニックから車で30分以内を目安にしています。まずはお電話でご相談ください。

くまもと在宅クリニックにできること

ご自宅であってもある程度病院と同じような治療やケアが可能です。ご自宅でも酸素や点滴、中心静脈栄養、胃瘻、がん性疼痛の管理(モルヒネなどの使用)も可能です。末期がん患者さんの在宅緩和ケア(在宅ホスピス)には特に力を入れています。ホスピスと同じお薬が使用できます。

またカテーテル類:経鼻胃管、胃瘻、腸瘻、尿カテーテル、膀胱瘻、腎瘻の管理、人工肛門の管理、気管切開の管理、褥瘡処置、外科的処置など多くのことが可能です。まずはお電話でご相談ください。

お薬について

院外処方になります。院外処方箋を発行いたしますので、お近くの調剤薬局まで処方箋をお持ちください。

自宅までお薬を届けてくれる薬局をご紹介することも可能です。

費用とお支払い方法

在宅医療は保険診療です。その点では病院に外来受診される場合と変わりありません。詳しくは面談の際にご説明いたします。

  • 24時間体制での在宅診療の基本費用:在宅時医学総合管理料という費用がかかります。1割負担の方で月4,500円、3割負担の方で月13,500円です(上の表の金額に含まれています)。
  • 訪問診療にかかる費用:定期の訪問診療と緊急往診には、1回ごとに費用がかかります。緊急往診は、時間帯(昼間・夜間・深夜)によってかかる費用が異なります。
  • 要支援・要介護認定を受けている方にかかる費用:居宅療養管理指導料がかかります。ひと月あたり588~1176円(介護保険の負担割合によって異なります)です。

高齢者の方にかかる費用:医療費負担の上限(1割負担で14,000円、3割負担で57,600円)が決まっているため、1か月あたりの診療費の自己負担額は、おおむね1割負担の方で7,400円~14,000円程度、3割負担の方で20,000円~57,600円程度とお考え下さい。

障害をお持ちの方、特定疾患をお持ちの方にかかる費用:医療費の自己負担が公費で支払われる場合があります。手帳や受給者証などをお持ちの方はお知らせください。

お支払い方法

お支払いに関しては、面談の際に詳しくご説明致します。銀行振替、振込や現金支払いにも対応致しますのでご希望をお伝えください。