お盆

タマスダレ:「純潔」「希望」「純白の愛」「繊細な心」

お盆になると、遠方から、近くから家族が実家に集まって、先祖の霊を供養するものと思っていた。

昭和の人間は仏壇のまえで先祖を偲び、仏壇のまわりには盆提灯が飾られ、寺の僧侶がお経を上げに来る光景を思い出すものである。今の世相はお盆休みが話題の中心になり、長期休暇を何処で過ごすかが家庭の大きな話題になっている感がある。

遠くからの移動に長時間をかけて、高額の費用もかけて家族全員で実家に帰るより、同じ費用で上げ膳据え膳の旅行に行くの方がおすすめのと思う人が多いようだ。いつの間に先祖を供養する気持ちが無くなったのだろうという気がする。

そういう私も以前ほどお盆という感覚が薄れてきている。我が家のお墓は近所にあるが、草刈りもしていない。いつでもできると思うからいけない。この夏のように暑いと墓掃除も熱中症を気にして十分にできない。昨年は掃除してたら草藪から蜂が出てきて逃げまくった。しかし自分の入る墓と思うと掃除をする気持ちを忘れたくはない。こんなことを考えるようになるなんて歳を取ったせいかもしれない。子供、孫を連れて少なくとも年に1回はお墓参り、お墓掃除をしたいものだ。

庭には素朴なタマスダレの花が咲いている。花は昔から変わらない。先祖を思う変わらない心も大切・・・かな。

文責:金光